【企業】川崎近海汽船様|WEB会議の天敵「紙めくり音」「タイピング音」の大幅軽減に成功|Microflex Wireless、IntelliMix Room(AI Denoiser)

【企業】川崎近海汽船様|WEB会議の天敵「紙めくり音」「タイピング音」の大幅軽減に成功|Microflex Wireless、IntelliMix Room(AI Denoiser)

はじめに

“会議のノイズに関する苦情はなくなりました。会議があるたびに言われていたのですが全くなくなりましたね。私も、音を聞く側で会議に参加することがあるのですがストレスがありません”

川崎近海汽船 株式会社 IT・DX推進室 森下肇氏

お客様プロフィール

◎ 導入事業者

川崎近海汽船 株式会社
事業内容:アジア近海諸国との海上輸送や貨物・旅客フェリーの運行などを行うhttps://www.kawakin.co.jp/

◎ 納入事業者

株式会社 映像センター
https://www.avc.co.jp/

◎ 導入場所
導入場所:川崎近海汽船 役員会議室
竣工日:2021年11月

 

課題

会議をオンラインで行うことが主流になった今、同社は2020年にWEB会議システムを導入しました。しかし、一般的なスピーカーとマイク一体型のシステムでは音質に限界があり、何より「紙めくり音」や「タイピング音」といったノイズも拾ってしまうため、それが会議の進行を妨げていました。また、複数の会議室で使用できるような可搬式のWEB会議用音響システムも求められていました。

ソリューション

ノイズを抑えながら発言者の声をクリアに伝え、ワイヤレスでコンパクトなシステムとしてMicroflex WirelessとIntelliMix Room(AI Denoiser)を導入しました。マイクは一人ひとりの発言を確実に収音できる指向性の鋭いグースネック型のMXW8を選択。同社最大の会議室でも不足なく使用できるよう15本導入していただき、併せて、会議音響用のDSPソフトIntelliMix Roomに搭載されているAI Denoiserを用い、発言の音質への影響を最小限に抑えながらノイズの除去を実現しました。15本のマイクと、充電ステーションのMXWNCS8-Jを2台、8チャンネルのワイヤレスアクセスポイントMXWAPT8を2台、可動式のワゴンに収め、他の会議室への持ち運びや、会議形式の多様化にも合わせた運用を可能にしました。

効果

WEB会議が行われるたびに出ていたという「雑音で会議に集中できない」という苦情は収まり、ストレスの少ないWEB会議環境が実現。また、導入を進めた同社 IT・DX推進室の森下肇氏は「発言がちゃんと聞こえるので進行のスムーズさが全然違いますし、お客様との打ち合わせの場合、ノイズがうるさいとそれが会社のイメージダウンにつながっていた部分もあったと思うのですが、それが払拭されたのも大きいと思います」と、その効果を語ります。

[スペシャルインタビュー]

WEB会議における「紙めくり音」や「タイピング音」といったノイズの課題を、Microflex WirelessとIntelliMix Room(AI Denoiser)によって解決された川崎近海汽船様。導入までの経緯と、その効果を、川崎近海汽船 株式会社 IT・DX推進室の森下肇氏と、システムインテグレーターである株式会社 映像センター ソリューション営業部の和泉田幸穂氏にうかがいました。

 

― はじめに川崎近海汽船様について簡単にご紹介いただけますか。

森下 弊社は1966年に創業した海上運送を手掛ける会社です。日本とアジア近海諸国を結び海上輸送を行う「近海部門」、貨物フェリーなどを運行する「内航部門」、旅客や乗用車を運ぶ「フェリー」、そして「オフショア支援船事業」という4つの事業部門があります。

― 本日おじゃましているのは本社の会議室です。こちらにMicroflex Wirelessおよび会議音響用のDSPソフトIntelliMix Roomを導入していただきました。そのいきさつを教えてください。

森下 ここは本社の中でも一番大きい会議室で、各事業部門や全国にある支社・支店とオンラインで結んで会議が開くことも多いのですが、以前使っていたシステムには「雑音で会議に集中できない」という声が上がっていました。「コの字形」に机を並べた真ん中のスペースに、周囲の音を拾うタイプのマイクを5台、間隔を空けて設置していたものの、参加者が紙をめくる音、キーボードをたたく音、マウスをクリックする音、話している人以外の雑談などを拾ってしまっていました。そこで、この課題を解決できるシステムを探し始めたのです。

 

― Shureの製品を知ったきっかけは何だったのですか?

森下 私の部署では、ITやDXに関する新しい製品の情報を集めていて、その一環でShureさんのウェビナーを見たのがきっかけです。ノイズを消す技術によって、人の話し声に影響を与えず紙をめくる音や飴玉の紙をクシャクシャと触る音が消えるのが印象的で、これは弊社の課題に対して有効だと思いました。

― IntelliMix Roomに搭載されているAI Denoiserですね。

森下 恐縮ながらShureの名前はそのときまで認識がなかったのですが、サイトを拝見して100年近い実績のある音響に特化した会社であることが分かり、早速デモを見せてほしいと連絡させていただきました。この会議室で、あえてうるさく紙をめくったり、強くキーボードをたたいたりして検証してみたところ、気にならないレベルまで雑音がカットされて、これはいけると手応えを感じました。

 

― そのときにデモを担当されたのが、システムインテグレーターである映像センターの和泉田さんですね。機材の選定について教えてください。

和泉田 はい。Shureさんとも相談し、他の会議室にも持ち運んで使いたいというご要望がありましたのでMicroflex Wirelessのシステムを用意しました。有線タイプは持ち運ぶときに毎回ケーブルをまとめなければならないので、その手間を考えると無線だろうと。マイクは、既存のシステムがスピーカーとマイク一体型のシステムで周囲のノイズを拾いすぎてしまうという課題があったので、会議の参加者お一人に1本ずつ割り当てることを想定してグースネック型のMXW8をご提案しました。

森下 バウンダリー型も一緒に持ってきていただいて聞き比べをしたのですが、ノイズをカットするという目的にはグースネック型のものが適していました。


和泉田 一つのテーブルに1本ずつ置けるよう、マイクを15本用意し、移動のことも考えてワゴンに充電ステーションのMXWNCS8-Jを2台設置し、そこへ収納する形にしました。15本を同時使用する場合はワイヤレスアクセスポイントが2台必要になるため、8チャンネルのMXWAPT8を2台用意しました。こちらも持ち運びを考えて、壁や天井ではなくワゴンに設置しています。ワイヤレスなのでケーブルが少なくコンパクトにまとまっているし、小さい部屋でもかさばらず使えるよう設えました。



― 森下さんにうかがいます。今回の導入ではShureだけを検討されたのですか?

森下 いいえ、何社か検討させていただきました。ただ、会話に必要のない音をここまで取り除いてくれる機材はShure以外にありませんでした。外観についても、他社製品は土台の部分が大きくて、デザイン面で惹かれませんでした。それと比較してマイクの見た目がスタイリッシュであるところが気に入っています。

 

― 製品に触ってみて気が付いたことはありますか?

森下 マイクの操作性がいいですね。土台のところに付いているボタンを押してインジケーターが緑になっていればオン、もう一度押してインジケーターが赤になればオフ。機械に詳しくない人でも使える分かりやすさがあります。音もすごくクリア。ワイヤレスで他の会議室に持ち運びができるのもメリットが大きいです。

 

― 和泉田さんにうかがいます。システムインテグレーターというお立場ですと、他社の製品を扱う機会も多いと思いますが、Shureの魅力はどんなところにありますか?

和泉田 新しい技術をいち早く取り入れるところや製品の質が高いところはもちろんですが、サポート体制がしっかりしているところも魅力です。営業の方が製品の魅力を分かりやすく教えてくれて、お客様の課題に応じた製品選びをサポートしてくださるので、ひいてはお客様の利便性にもつながってきます。また、今回のデモのように一緒に現場に来てくださるのも心強いです。また、今回はワイヤレス15chの同時使用という点で、電波管理も重要なファクターでした(立地上、ビルに囲まれていて電波干渉起きやすい環境)。Microflex Wirelessは自動で電波環境を測定し、現環境下での最大使用本数を計算してくれるので、安心してお客様にご提案できました。

森下 心強さは私も感じています。Shureの営業の方や技術の方は、任せておけば大丈夫と思える。和泉田さんも含めですが、知識が豊富で聞いたことに即答してもらえて安心感がありました。これは信用できるなと。実のところ、私の中ではこれが導入の一番の動機です。

 

― ありがとうございます。では実際に運用を始めて、使われる方々の反応はいかがですか?

森下 ノイズに関する苦情はなくなりました。会議があるたびに言われていたのですが全くなくなりましたね。私も、音を聞く側で会議に参加することがあるのですがストレスがないです。

 

― ノイズが消えることが会議にもたらす影響を感じられることはありますか?

森下 あります。以前は、発言しても意味がないと感じられている方もいたと思うんですけど、今はちゃんと発言も通る、聞こえるということでストレスなく参加していただけていると思います。会議がスムーズにできるというところが以前と全然違いますね。

 

― 以前よりも積極的に発言できる雰囲気ができたのは大きいですね。

森下 そうですね。あと、社内だけの使用に限らず、お客様を迎えて打ち合わせすることもありますので、そのときに紙をめくる音などがじゃまをすると、商談できるものもできなくなってしまう可能性がある。それが会社のイメージダウンにつながってしまう。直接お客様から聞いたわけではないですが、それがなくなったことは大きいのではないかと思います。

 

― 和泉田さんは、今回ご提案したシステムについてどうお考えですか?

和泉田 このシステムはWEB会議のノイズの問題が解決できるだけでなく、混信もなく、非常にコンパクトな使い方ができますので、川崎近海汽船様のようなオフィスでの利用はもちろんのこと、その他あらゆるスペース・用途・環境・利用条件に対して、自由度をもってシステムアップできるShureの各種製品は、幅広いお客様に対して自信をもってお薦めできると感じています。音響ソリューションをワンポイント変えるだけで、それが直接的にお客様の利便性向上につなげられるという効果は非常に意義があると考えています。

 

― なるほど、ありがとうございます。では最後に森下さんにうかがいます。今後の会議システムの運用に関するビジョンがあればお聞かせください。

森下 今回導入したシステムを他の会議室でも積極的に使っていくのが一つ。欲を言えば親会社にも同じ製品を入れてもらいたいです。システムの拡張という点では、天井に埋め込み型のスピーカーを設置したり、社長のスピーチ用にヘッドセットマイクを使ったりしてみたいですね。

 

― 本日はありがとうございました。
 

左から、株式会社映像センター システム販売事業部 和泉田幸穂氏、
川崎近海汽船株式会社 IT・DX推進室 森下肇氏、田中千聡氏
※撮影時のみマスクを外しています。



 

導入製品

製品名 説明
MXW8 15 Microflex Wireless マイクロホンシステム対応のグースネックベース型送信機。5インチ(12.7cm)、10インチ(25.4cm)、15インチ(38.1 cm) のMicroflexグースネックマイクロホンに対応
MX415 15 38cmのモジュラー式グースネックマイクロホンは、スマートでプロフェッショナルな外観と、正確な音の再現性を提供。
MXWAPT8 2 Microflex Wireless マイクロホンシステム対応の、壁/天井にすっきりとマウントできる8チャンネルワイヤレスアクセスポイントです。
MXWNCS8 2 Microflex Wireless マイクロホンシステム対応の、マイクロホン充電ポートを8基備えた充電ステーション
IntelliMix® Room 1 IntelliMix® Roomは、Shure会議用マイクロホンに最適化された初のオーディオ・プロセッシング・ソフトウェアです。
ANIUSB-MATRIX 1 デジタル/アナログオーディオ信号をUSB経由でAV会議アプリケーションに接続