【企業】リコージャパン茨城支社様|ワークスタイル変革を体験できるLiveOfficeにShureソリューションを導入し、WEB会議の音声改革を提案|MXA910、P300、MXN5W

【企業】リコージャパン茨城支社様|ワークスタイル変革を体験できるLiveOfficeにShureソリューションを導入し、WEB会議の音声改革を提案|MXA910、P300、MXN5W

はじめに

”WEB会議が高品質になればコミュニケーションが取りやすくなり、テレワークの生産性も高まります。Shure製品は非常に高品質で、ワークスタイル変革を支えるソリューションです

リコージャパン株式会社 茨城支社 支社長 水野隆氏

お客様プロフィール

◎導入事業者

リコージャパン株式会社
事業内容:複合機・プリンターなどの画像機器・消耗品およびICT関連商品の販売、関連ソリューションの提供、画像機器・ICT商品の保守・ネットワークの構築・ICT運用代行などのサポート&サービス、システムインテグレーションおよびソフトウェア設計・開発
https://www.ricoh.co.jp/

◎導入場所

導入場所:リコージャパン 茨城支社 つくば事業所(ViCreA つくば)

課題

働き方改革やコロナ禍の影響で、お客さまからWEB会議システムの選定や導入についての相談が増えていました。従来の手法ではノイズやエコーが頻繁に発生し、相手の声が聞き取りにくく、WEB会議にストレスを感じているというのです。お客さまへ製品を提案・提供するソリューションベンダーとして、同じ会議室に居るかのようにストレスなくコミュニケーションできる解決策を探していました。

ソリューション

リコージャパンが取り組むワークスタイル変革を体験できる「ViCreA つくば」で、シーリングアレイマイクロホン MXA910とネットワークスピーカー MXN5W-C、およびノイズやエコーを排除しWEB会議に最適な環境を提供する、オーディオプロセッサー P300を2つの会議室へ導入。WEB会議システムでつなぎ、Shure製品の音質やシーリングマイクロホンの使い勝手を直に感じてもらっています。同つくば事業所のスタッフも、お客さまや他拠点とのWEB会議に活用しています。

効果

天井に設置するMXA910は、会議室のどこに座っていてもクリアに収音してくれるため、テーブルや座席の配置を気にする必要がありません。一般的なスピーカーホンのようにマイクやスピーカーを意識することもなく、従来の会議室のようにその場に座っているような感覚で話すことができます。体験したお客さまの反応も非常によく、「音質がWEB会議のストレスの原因だったのか」と感動する声も聞かれます。

【スペシャルインタービュー】

ViCreA つくばでニューノーマルの働き方を体験

リコージャパンは、リコーグループの中核を担う販売事業会社として、複合機やプリンターなどの画像機器やICT関連製品など多様な製品を取り扱っています。全国に48支社・349拠点を構え、中堅・中小企業を中心に付加価値の高いデジタルサービスを提供し、各種技術や製品の活用を総合的に支援します。リコーグループの長期ビジョン「“はたらく”に歓びを」の実現を支援するため、顧客のオフィスの面倒ごとや苦労ごとを解決するのが同社の目標です。

リコージャパン 茨城支社は、水戸市の支社本部を含む8つの事業所を有し、県内のさまざまな企業へサービスを提供しています。オフィスソリューションやプリンティングソリューションのほか、太陽光発電や街作り支援など社会貢献事業にも積極的です。

­「主要拠点の1つであるつくば事業所は2022年4月、省エネ・創エネによって使用する一次エネルギーの75%削減を達成し、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)で定められている『Nearly ZEB(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)』事業所としてリニューアルオープンしました。LiveOffice『ViCreA(ヴィクレア)つくば』も所内に開設し、脱炭素およびABW(Activity Based Working) ── 時間と場所を自由に選択できる働き方 ── の同時実現を目指した取り組みを推進しています。私たちのチャレンジはつくば市からも注目されていますし、今後も災害支援や街づくりなど自治体と連携して積極的にやっていきたいですね」と、リコージャパン 茨城支社 支社長の水野隆氏は意気込みます。

ViCreAは、リコージャパンのワークスタイル変革を実際に体験できる“LiveOffice”です。さまざまなソリューションの社内実践事例を紹介し、成功の秘訣や失敗しやすいポイントといった“生のノウハウ”をお客さまと共有することが目的です。ViCreA つくばは、77番目の最新の拠点として、働き方改革やコロナ後のニューノーマルを踏まえて最新のコンセプトを反映したモダンな設備として構成されています。

リコージャパン 水野隆氏


高品質なコミュニケーションのためのWEB会議改革

ニューノーマルの働き方とは、水野氏の指摘するような「時間や場所に制限されない」ものであり、テレワークやオフィスワークを上手に使い分ける“ハイブリッドワーク”が主体になると考えられています。オフィスは、重要なコミュニケーションの場ですが、ハイブリッドワーク時代にはオフィスの内外でのコミュニケーションも重要な要素となります。そこでViCreA つくばでは、WEB会議システムも変革すべきだと考えました。

「近年、WEB会議ソリューションに対するニーズが非常に高まっています。特に私たちが相談を受けるのが音質の問題です。既存のシステムでは、ノイズやエコーが発生して声が聞き取りにくく、ストレスを感じるというのです。よく利用されているスピーカーホンは、ノイズリダクションやエコーキャンセレーションの機能が搭載されているものもありますし、位置を変えたり台数を増やしたりするのも容易です。しかし、抜本的な解決策にならないことが多く、スムーズなコミュニケーションが阻害されているのです」と、リコージャパン 茨城支社 ソリューション営業部 NBソリューショングループ シニアマネージャーの相川正則氏は指摘します。

スピーカーホン──すなわちマイクは、会議テーブルの中央に設置するのが一般的です。小規模な会議室であればよいのですが、中・大規模の会議室には向きません。テーブルを“コの字”に配置するタイプの会議室も、マイクの設置場所が悩みどころです。相川氏も、当初は一般的なスピーカーホンを設置しようと考えていましたが、ワークスタイル変革を実践するには、一番にWEB会議の音質にこだわるべきだと考えていました。音声が正確に伝わらなければ、会議にならないからです。

そこで相川氏はShureのシーリングアレイマイクロホン MXA910に出会いました。このソリューションであれば、会議の形式に合わせて収音エリアを設定・選択することが可能で、どんな会議室でも、どこに着席しても、発言の冒頭から最後までくまなく収音してくれます。

同氏は、マイクを意識することなく話せるところもシーリングアレイマイクの利点であると指摘します。「WEB会議の場合マイクが目の前にあると、どうしてもそちらを見てしまいます。リモートであっても、会議室の参加者同士でも、対面している相手とは目を見て話したいんですよ」(相川氏)。

リコージャパン 相川正則氏


リコージャパン 茨城支社では、新しいつくば事業所の竣工に合わせて、シーリングアレイマイクホンMXA910、ネットワークスピーカーMXN5W-C、主にノイズやエコーを排除しWEB会議に最適な環境を提供する、オーディオプロセッサーP300を2つの会議室にそれぞれ設置し、社内のWEB会議システムと連携させました。他の拠点とつないで普段のWEB会議として利用したり、来場者は、2つの会議室をつないでShure製品の音質や使い勝手を試したりできます。

  

A picture containing indoor

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シーリングアレイマイクロホン MXA910


音質が原因、 WEB会議のストレスが消える!

ViCreAの来場者を案内し、さまざまなソリューションを紹介しているリコージャパン 茨城支社 ソリューション営業部 プロモーショングループ チーフの熊谷寛子氏は、「WEB会議にもかかわらず、会議室に同席しているかのような音質を実現していることに、皆さんすごく驚かれます。『WEB会議のストレスの原因は音質だったのか!』『よいツールを選べば解決できるんだ!』などと感動するお客さまばかりで、テレワークにおけるコミュニケーションの課題を解決する手がかりとして好評です」と述べています。

A person sitting at a table

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リコージャパン 熊谷寛子氏


リコージャパン 茨城支社 ソリューション営業部 NBソリューショングループ リーダーの永井直行氏は、普段のWEB会議や社内の勉強会などで利用しています。つくば事業所側で使うこともあれば、他の事業所からつなぐこともあります。そうして使っていると、Shure製品の品質がよくわかるできごとが起きるそうです。

「他の拠点からつくば事業所とWEB会議を行うと、相手から『声がよく聞こえませんよ』なんて言われてしまうんです。私はMXA910で収音した非常にクリアな音声が聞こえているので、ストレスなく会話をしているつもりなんですけどね。こんなにもマイクで聞こえ方が変わるのかと。またシュア・ジャパンは非常に対応が早く、高品質なサポートを提供してくれるため、安心して利用できます。そのサービスを含めても、お客さまへ自信を持って提案できるソリューションだと実感しています」(永井氏)

A person sitting at a table

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リコージャパン 永井直行氏


多様な領域で活躍するShureのWEB会議ソリューション

リコージャパン 茨城支社は、Shure製品を高く評価しており、他の拠点にも導入して社内のコミュニケーション品質を高めたいと考えています。またViCreAつくばでの体験を通じてWEB会議における音質の重要性を肌で感じていただき、積極的にShure製品を勧めていく計画です。さらに同社は、文教分野でも“WEB講義”のような変革が起きていることを鑑みて、県内の学校法人への提案も検討しています。

「私も水戸事業所からつくば事業所へつないで話してみましたが、ほんとうにMXA910の音声が聞きやすいんですよね。Shureのシーリングアレイマイクロホンは、幅広い環境に適応できるラインアップも魅力です。今後はお客さま環境でも高い品質を試してもらえるように、試験環境を検討していく計画です。シュア・ジャパンとはパートナーとしての協力体制も強化して、いっしょにお客さまのWEB会議の課題を解決していきたいと考えています」(水野氏)

A group of people posing for a photo

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左から、リコージャパン株式会社 NBソリューショングループリーダー 永井直行氏、茨城支社 支社長 水野隆氏、プロモーショングループチーフ 熊谷寛子氏、NBソリューショングループシニアマネージャー 相川正則氏
※撮影時のみマスクを外しています。

 

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導入製品

製品名 説明
MXA910 MXA910 2 ステアラブルカバレッジ技術を採用し、最大8つの独立したローブ(個別収音パターン)を設定することで、発言者の声を天井から極めて正確に収音します。
IntelliMix IntelliMix P300 2 シンプルながらも強力なDSPが、高品質、手軽、費用対効果に優れたビデオ会議アプリケーション向け音声を提供。
MXN5W-C MXN5W-C 4 MXN5W-C Microflexネットワーク・スピーカー