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小さなマイクが実現する大迫力のサウンド:MV88 USB‑Cの実力を探る

小型の外付けマイクが驚くほどの高音質を実現 — Shure MV88 USB‑C は、スマートフォンで優れた音声を簡単に録れる最適なツールです。この小さな機器がどれほどの性能を持っているのか見てみましょう。
January 05, 2026 |
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  • MV88 USB‑C は、スマートフォンや iPadなどのUSB‑Cデバイスにそのまま差し込むだけで接続できます。
  • 用途に応じて選べる4つの収音パターンを備えたステレオコンデンサーマイク。
  • プリセットとモードで素早く収録可能。
  • オートレベルモードとリアルタイム・デノイザーを新たに搭載。

USB‑C への対応と新たな音声処理機能を搭載してアップデートされた MV88 ステレオマイクロホン は、手のひらサイズとは思えないほどの性能を発揮します。

非常にコンパクトながらプロレベルの音質を実現するコンデンサーマイクで、クリエイターやミュージシャンなど、外出先でもハイクオリティーな音声収録を求める人にぴったりです。使い方は非常に直感的で、接続するだけで録音の準備が完了します。このコンパクトマイクの性能を最大限に引き出すために、主な特長をざっとまとめました。

Shureのエンジニアは、2つのマイクカプセル (カーディオイド x 1、双指向性 x 1) をこの小さなMV88 USB-Cに搭載することに成功しました。これにより多彩な録音方式が選べるようになりました。その詳細はこのあと詳しく見ていきます。

パワーを解き放つ

このマイクの性能を最大限に引き出す鍵となるのが、すべての設定をまとめて操作できる無料の MOTIV™ Audio アプリ と MOTIV™ Videoアプリです。どちらのアプリでも、便利なプリセットや収音パターンを選べるほか、ゲイン、ステレオ幅、コンプレッサー、EQ など、細かな設定まで自由に調整できます。ハイパスフィルターも備えているので、風の音やエアコンの低音ノイズ、さらには近接効果の軽減にも役立ちます。

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新しい MV88 USB‑C には、ゲインを自動で調整する「オートレベルモード」と、不要なバックグラウンドノイズを取り除く「リアルタイム・デノイザー」という 2つの重要な機能が追加されています。

録音前にマイクをセットアップしておくのが理想ですが、急いでいるときは各モードが役立ちます。用意されているモードは、スピーチ、歌唱、フラット、アコースティック、バンドの5種類です。ちなみに、アプリでは自分専用のプリセットを保存することもできます。

スピーチと歌唱はその名のとおりですが、フラットはイコライザーもコンプレッサーもかけないニュートラルな設定です。アコースティックは生音の楽器用、バンドは音量が大きいシーンに向いています。モードを選択すると、ゲインだけでなく、ステレオ幅、コンプレッサー、リミッターなどの設定も連動して変わることがわかります。

このポータブルマイクの操作に慣れてくると、モバイル取材の街頭インタビューから Vlog撮影、バンドの録音、そして野外でのフィールドレコーディングまで、シーンに合わせて細かな設定が行えるようになります。

4つの収音パターン

MV88 USB‑C は、これらすべての用途にとても高いクオリティーで対応できます。このマイクがここまで多用途なのは、2つのカプセルを搭載しているからです。これによって、1台で4種類の指向性を扱えるようになっています。ところで、指向性って何?と思う人もいるかもしれません。難しそうな言葉ですが、指向性とは「マイクがどの方向の音を拾うか」という特性のことです。MV88 USB‑C は、ステレオ、モノカーディオイド、モノ双指向性、Rawミッドサイドの4つの指向性が利用できます。

ステレオを選択すると、マイクの収音エリアを広くしたり、狭くしたりといった調整が可能になります。これは、収録する対象によって非常に役立ちます。周囲が騒がしいパブで歌手の声だけをしっかり拾いたい場合などはどうでしょうか? 狭めの設定にしましょう。カエルの合唱をまるごと収録したいならどうでしょう?広めの設定にしましょう。

 

誰かが話している声を録音する場合は、モノカーディオイドが最もよく使われる基本の設定です。また、Vlogなどさまざまな動画コンテンツを撮影する際にも適した選択肢です。

では、「モノ双指向性って、いつ使うの?」と思う人もいるかもしれません。 実はこれ、使いどころを知るとかなり便利なんです。街中で偶然、理想的なインタビュー相手に出会ってしまった。でも、いつもの録音セットを持っていない。そんな状況になったとしましょう。でも心配はいりません。バッグの中には、いつもの頼れるMV88があるはず。静かに話せる場所を見つけたら、スマホを取り出して、マイクの片側があなたに、反対側がゲストに向くようにセットするだけで準備完了です。私も実際にこの方法を使ったことがあります。もちろん、自宅で使っている SM7B ほどの完璧な音質にはなりませんが、それでも驚くほどしっかり録れて、十分に頼りになる存在です。

さて、最後に紹介するのが、少し“通”な雰囲気が漂う Rawミッドサイド という収音パターンです。名前からして専門的な感じがしますが、使いこなせるとかなり面白い録り方ができます。これは、音声をあとで細かく編集したい上級者向けのモードで、録音時に“そのままの状態”でミッド(中央)とサイド(左右)を分けて収録できるため、収録後でもステレオの広がりを自在に調整できるのが大きな魅力です。つまり、撮影が終わってスタジオに戻ったあとでも、「もう少し広がりを出したい」「タイトにしたい」といった調整が可能。音作りにこだわりたい人にとっては、かなり使える録音方式です。

そして、素材を録り終えたあとには、MOTIV™アプリを使って簡単なオーディオ編集までできてしまいます。スマホ1台でここまでできるのは本当に便利ですよね。

スマートフォンを録音機として使うときに、ひとつだけ忘れてはいけないポイントがあります。それは機内モードをオンにしておくこと。電話の着信や通知が入って録音が途切れてしまった…なんてことは、絶対に避けたいですよね。あとはMV88 USB‑C がすべての仕事を引き受けてくれます。コンパクトながら頼りになる相棒なので、安心して収録に集中できます。

詳しくは、ぜひMV88 USB-C の製品ページをご覧ください。

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Marc Young
ジャーナリズムの分野で経験を重ねたマークはShureの編集者としてサウンドに関するあらゆる話題を紹介しています。ギターの腕前はそこそこだけれど、それを文才で補っていると言う彼は、ヨーロッパでも随一の音楽の都として知られるベルリンを拠点に活動しています。

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