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ワイヤレス・ハンドヘルド・マイクロホンのクリーニング方法

これらはワイヤレス・ハンドヘルド・マイクロホンのみに限定したクリーニング方法です。

弊社では、一般的な消毒目的で使用される成分や手順が弊社製品に与える影響について、引き続き検証および情報提供を実施していきます。下記に記載しました各事項は、現時点で弊社が把握している最新情報に基づく内容になりますが、クリーニングによって生じた製品の故障や著しい劣化や変化は、保証期間内であっても無償修理の対象外となることがございます。予めご了承ください。

マイクロホンクリーニングの禁止事項

はじめに、「禁止事項」 について説明します。継続的なクリーニングが将来的に製品性能や表面塗装に何等かのダメージを引き起こすかどうかを判断するためには、一定の検証期間が必要です。検証は現在も続いておりますが、現時点では次の点に注意してください。

漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)
過酸化水素(オキシドール)
手指用除菌商品(保湿剤などが含まれているもの)
研磨剤(スクラブ入り、研磨パッドなど)
液体に製品を浸さない
プラスチック面へのIPA塗布
グリルとウインドスクリーンは完全に乾かしてから使用すること

ハンドル部分のクリーニング

 

  1. クリーニングの際は必ず送信機の電源を切り、本体から電池を取り外してください。
  2. 電池カバー(グリップ部)を本体に装着した状態でクリーニングしてください。これにより電池の接点に水分や洗浄剤など液体が触れるのを抑止し、接点の腐食を防ぎます。
  3. 水分や洗浄剤がマイクカプセル内に浸入することを防ぐため、グリルやウインドスクリーンは装着したままにしてマイクカプセルを保護します。
  4. このとき洗浄剤は最小限の量を使用し、製品を洗浄剤に浸さないようにしてください。
  5. Shure本社において以下の洗浄剤をテストしました。
    • 中濃度の石鹸水または中性食器用洗剤(清潔な布に軽く浸して拭き取ります)
    • Clorox® Disinfecting Wipes クロロックス 除菌シート
    • Lysol® Disinfectant Spray ライゾール消毒用スプレー*1(注意: ニッケル仕上げタイプのマイクロホンは除く) *1: 米 Clorox Companyの製品名称 
    • イソプロピルアルコール*2 *2: イソプロピルアルコールの繰り返しの使用により、塗料の剥離や変質など影響を及ぼす可能性があります。マイクロホンの音声出力には影響を与えないはずですが、塗装面を気にされる方は目立たない場所で先にテストしてください。 
  6. クリーニングをするときは、マイクユニット内部に水分や湿気が残らないようご注意ください。マイクロホンカプセルに洗浄剤を直接塗布しないでください。可能であればマイクロホンを逆さまに持ち、マイクユニット内部から余分な液体が下に流れ落ちるようにしてください。
  7. ディスプレイベゼル、ボタン、スイッチ、認証ラベル、各筐体の継ぎ目部分のクリーニングは避けてください。
  8. 外装部分のクリーニングが完了したら、柔らかい布で軽く叩くようにして乾かします。
  9. 電池カバーを取り外して電池コンパートメント内に液体が残っていないか確認します。残って いる場合は柔らかい布で軽く叩くようにして拭き取り乾かします。
  10. マイクカートリッジ部分を送信機本体から取り外し、接点周辺などの部品に湿り気がないか確認してください。
  11. 電池コンパートメント内部のクリーニングは推奨いたしません。設定や電池交換などで電池コンパートメントにアクセスする際は、事前によく手を洗うか手袋を使用してハンドヘルド送信機全体を常に清潔に保つ方が効果的です。
  12. ハンドヘルド送信機全体を完全に乾燥させてから使用してください。

グリル部分のクリーニング

グリルとウインドスクリーンに関しては、可能であればスペア在庫を確保していただくことを推奨します。スペアを用意することで使用中の不測事態にも交換することが可能となり、使用中にもクリーニングを行い乾燥させることができます。

  1. マイクロホンからグリルを取り外してください。
  2. グリル内部のフォームウインドスクリーンを取り外します。状態によってはフォームウインドスクリーンがグリルに密着し取り外せない場合があります。ゆっくりと引っ張っても取り外せない場合は、フォームウインドスクリーンが付いたままの状態でグリル全体を洗浄することを推奨します。
  3. 毛先の柔らかい歯ブラシを使用して、水またはイソプロピルアルコールでクリーニングしてください。内部フォームウインドスクリーンが取り外し可能な場合は、グリル部分は中濃度の中性洗剤でも洗浄可能です。洗剤などの泡はフォームウインドスクリーン部分に残存しやすく、マイクロホンのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。グリルから内部フォームウインドスクリーンを取り外せない場合は、中性洗剤は使用しないでください。
  4. 内部フォームウインドスクリーンを水またはイソプロピルアルコールで洗浄します。(注意: この方法は、グリルから内部フォームウインドスクリーンを取り外せる場合のみ適用されます。なお、外部フォームウインドスクリーンのクリーニング方法については、次の手順をご参照ください。)
  5. 外部フォームウインドスクリーンの洗浄には、ぬるま湯または過酸化水素(オキシドール)以外は使用しないでください。外部フォームウインドスクリーンは、スポンジのように石鹸や液体洗剤が残留するため、完全にすすぐことは不可能です。またイソプロピルアルコールの使用はフォームウインドスクリーンの溶出を引き起こし状態変化の要因となります。外部フォームウインドスクリーンを誤ってぬるま湯または過酸化水素(オキシドール)以外で洗浄した場合は、新品と交換することをお勧めします。
  6. グリルとウインドスクリーンは完全に乾かしてからマイクロホンに装着してください。

注意:クリーニング後にマイクロホンの音声出力が通常より低くなった場合は、マイクロホン内部部品が十分に乾燥していない可能性があります。その場合は一旦使用をやめ、完全に乾燥させてから再度ご使用ください。

その他製品のクリーニング方法

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