日本最大級の生徒数を誇るビジネススクール「名古屋商科大学ビジネススクール」でキャンパス全館の音響をShureがサポート

日本最大級の生徒数を誇るビジネススクール「名古屋商科大学ビジネススクール」でキャンパス全館の音響をShureがサポート

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取材日:2019年6月6日

東京・大阪・名古屋にキャンパスを置く名古屋商科大学ビジネススクールは、社会人を対象に週末集中型のプログラムを提供している国内屈指の経営大学院です。MBAの取得を目指す方向けのマネジメント研究科と、税理士を目指す方向けの会計ファイナンス研究科の2つの修士課程に加え、非学位課程を擁し、受講生中心型の事例、判例を用いたケースメソッド教授法を全授業に導入することで、多様化する国際社会で幅広く活躍できる人材を育成しています。そんな名古屋商科大学ビジネススクールでは、2015年に新造された名古屋キャンパス丸の内タワーをはじめ、多くのキャンパスでShureのマイクロホンが活用されています。名古屋商科大学ビジネススクール 教務担当サブリーダーの安藤智之氏と、名古屋商科大学 学生支援部門・コンピュータ担当 チームリーダーの青木雄一氏に、Shureのマイクロホンを選定された理由とその使用感についてお話を伺いました。(名古屋キャンパス丸の内タワーにて。以下敬称略。)

 

国内屈指の経営大学院  名古屋商科大学ビジネススクール

——— 名古屋商科大学ビジネススクール様の沿革を教えていただけますか。

青木 前身となる名古屋商科大学大学院は1990年に日進キャンパスに開設され、2001年に名古屋伏見キャンパスに移転しました。その後、学生数が増えて手狭になってきたため、2015年にこの名古屋キャンパス丸の内タワーを開設して現在に至ります。名古屋の他にも、東京・丸の内、大阪・梅田にキャンパスがあり、東名阪で授業を行なっています。

安藤 本学は名前のとおりビジネススクールであり、MBAを取得するためのマネジメント研究科と、税理士を目指す方向けの会計ファイナンス研究科という2つの修士課程があります。社会人経験が少なくとも3年以上ある方を対象としており、受講生の8割以上は社会人です。現在、名古屋校に約300名、東京校に約250名、大阪校に約100名の受講生が在籍しています。

 世界的な権威を有するマネジメント教育の国際認証機関による認証"AACSB"と"AMBA"を取得しています。加えて、世界ビジネススクールランキングにおいても高い評価を得ており、グローバルな認知度が高い英QSのランキングにて国内1位、世界で最も信頼されている英フィナンシャル・タイムズのランキングでも国内1位の評価をいただいています。

名古屋商科大学 学生支援部門・コンピュータ担当
チームリーダーの青木雄一氏


——— 海外からの留学生も受け入れているのですか?

安藤 150校以上の海外有数のビジネススクールと提携しており、様々な国・地域から受講生が集まっています。50ヶ国以上の国籍の受講性が在籍し、多様化が進んでいます。

 

——— 他のビジネススクールと比較した名古屋商科大学ビジネススクール様の特色というと?

安藤 100%ケースメソッドによる教授法を取り入れていることです。ケースメソッドでは、受講生が自分の考えや経験をディスカッションし、皆で共有しながら授業を進めていきます。つまり、教員ではなく受講生が主体となる教授法であり、この教育方針は本学の大きな特色と言えます。

 また、土日に授業を行なっているというのも特色の一つです。他のビジネススクールの多くは平日/夜間の授業が多いと思いますが、本学は社会人の方でも通いやすいよう土日の週末に授業を行なっています。従って受講生は、仕事と両立しながらMBAの取得を目指すことができます。

最新の映像、音響設備を備えた14階のホールは、300人までの講演や式典に対応している。

 

——— この名古屋キャンパス丸の内タワーには、どのような施設が入っているのでしょうか。

安藤 この名古屋キャンパスは、"伝統と革新"というコンセプトに沿って造られており、1階ロビーは伝統的な海外の修道院をモチーフにしていますが、上層階にいくほど革新的な雰囲気になっていきます。例えば、下の階では濃い色の木材が使用されていますが、上層階では木材の色が薄くなり、機材などもハイテクなものを導入しています。1階から4階まではロビーやラーニングサロン、ライブラリー、ラウンジなどの共有スペース。その上は教室になっています。6階には約160名収容できる馬蹄形の教室があり、他のフロアにも40~80名収容できる教室などが10室と、用途に合わせた使い方ができるように設計されています。更に13階にはオンライン授業のためのスタジオがあり、最上階の14階はホールがあります。

 

スタジオではオンラインでのケースメソッドを実現。Shureのワイヤレスシステムも利用されている。

——— 13階のスタジオには最新の機材が多く導入されていますね。

安藤 このスタジオは昨年秋にオンライン授業をスタートするためオープンしました。Zoomのウェブ会議システムを使った遠隔授業ができるようにデザインされ、オンラインの授業においてもケースメソッドが同様に行えるよう、最新のカメラ、マルチモニター、マイクを使って、オンラインでも臨場感のあるディスカッションができるようにしました。この設備を使って、一度に50名の受講生がオンラインによりリアルタイムで授業に参加しています。

 

名古屋商科大学ビジネススクール 教務担当サブリーダーの安藤智之氏

——— 本日お邪魔して、細部までこだわったインテリアデザインと、その重厚な雰囲気に驚きました。

安藤 それもコンセプトの一つで、本学の教育方針が反映されています。ゆとりあるスペースに、できるだけ上質な家具や什器を揃え、設備には最新のテクノロジーを使用しています。ビジネススクールはリーダーを育成する教育機関のため、実社会でエグゼクティブが仕事をする環境に親しみ、ビジネスパーソンとしての高い意識を持ってもらいたいと考えています。

 

 

Shureのマイクロホンが全面導入された名古屋キャンパス丸の内タワー

——— この名古屋キャンパス丸の内タワーでは、Shureの1.9GHz帯域のワイヤレスマイクロホンを全面的に導入していただきました。数あるマイクロホンの中から、Shure製品を選定された理由を教えていただけますか。

青木 Shureのマイクロホンは、日進キャンパスに導入したのが最初で、それから約20年お世話になっています。日進キャンパスでは、馬蹄形教室でバウンダリーマイクロホンを使用しており、約2年前には伏見キャンパスにも導入しました。伏見キャンパンスでは、80名程の受講生が参加する大きな授業用に、講師が話す際にボタンを押して拡声するというシステムを組みました。しかしこれが上手く機能しませんでした。話すタイミングでボタンを操作して、ミュートを解除するのを忘れてしまうことが多く、話者が逐一ボタンを押すのではなく、常にマイクロホンをオンにした状態で少しだけ拡声できないかと考えました。そして実験的にShureのバウンダリーマイクロホンとオートマチックミキサーを使って試してみたところ、これがとても上手く機能しました。そのときにShureの製品の信頼性と性能の高さを再認識した次第です。

1.9GHz帯域のワイヤレスマイクロホンShure Microflex Wireless

安藤 そのような経緯もあり、この名古屋キャンパス丸の内タワーでもShureのマイクロホンが導入されました。竣工後1〜2年は他社のマイクロホンを使用していましたが、テレビ会議で紙資料を捲る雑音が耳障りで、音質面にも不満がありました。そこでShureのマイクロホンを使ってみたところ、とても良い結果が得られたため全面的に入れ替えました。現在はハンド・マイクもピン・マイクも、Shureの製品を使用しています。

青木 昨年このキャンパスで国際会議が行われたので、音響設備を見直す良い機会になりました。

安藤 以前導入したマイクロホンは、結果的にわずか数年で入れ替えることになりましたが、音響以外でも、受講生や教員に最善の教育環境で授業に参加していただくための改善は常に考えています。マイクの音質が不十分で聞き取りにくかったり、紙資料を捲る雑音で言葉が聞き取れず会議に集中できないということも過去にはありました。それが技術的なサポートで解決できるのであれば、常に機器アップデートしていきます。

 

——— 導入機材については、どのように選定を進められましたか?

安藤 Shureの製品に関しては、実際に試してから導入を決めました。本学の理事長(註:名古屋商科大学理事長、栗本博行氏)は音響機材に限らず、新しいテクノロジーにこだわり、とことん究めることが大事であるという考えを持ち、フロンティア精神を大切にするカルチャーを持っています。本学では外部業者に全部お任せするということはなく、自分たちでリサーチから機材選定、検証まで行っています。

スタジオ用のピンマイクも、Microflex Wirelessを採用

——— Shureのマイクロホンを導入されて、どのような変化がありましたか?

安藤 Shureの製品はトラブルが少なく、初めてでも直感的に使えるので、小さなストレスが無いという理由が一番大きいです。ストレスが無いため授業に集中できるということが一番の改良点でした。

青木 マイクロホンを含め、いろいろと最新の機材を導入していますが、それらはすべて授業をサポートする手段です。良いマイクロホンを使えば人の声が自然に聴こえますし、少し拡声されるくらいで十分です。Shureのマイクロホンは、そういった自然な環境を実現できる製品だと思います。

安藤 私は以前、音響系の仕事をしていました。当時からShureの製品はマイクロホンとしての性能が全然異なる印象でした。

 

——— 操作感はいかがですか。

安藤 とても使い勝手が良いと思います。本学では各教室で使用するマイクを一か所で管理し、授業で必要な本数をその都度教室に持ち込みます。これまで使用していたマイクロホンは、使う度に本体を開けてドライバーで周波数を変えなければなりませんでしたが、ShureのMicroflex Wirelessは充電器に置いてボタンをおすだけで自動的にアクセスポイントにリンクされ、すぐに使える状態になります。従って別の場所で使用していたマイクロホンも面倒な周波数合わせ無しで使うことができます。また、ピン・マイクの出力がとても大きいので、それほどボリュームを上げずに使うことができるように思います。

青木 これまで使ってきたマイクロホンと比べて、感度が凄く良いと感じています。以前は、少し体の向きを変えると音がかすれたり聴こえなくなるということがありましたが、Shureのマイクロホンではそのようなトラブルはありません。あまりに感度が良いので、少しボリュームを落として使っているほどです。

 

——— 東京丸の内キャンパスでは、シーリングアレイマイクロホンMXA910とオーディオプロセッサーP300も使用されているそうですね。

青木 はい。2つの部屋で使用しております。

安藤 Microflex Advanceは、音を拾う範囲や周波数成分などを細かく調整することが可能で、且つ、細かな調整を専用のソフトウエアではなくWebブラウザで行うことができます。イントラネットに接続された環境であれば遠隔からも調整することができます。実際、名古屋から東京のマイクを調整したこともあります。初めはその仕組みにとても驚きました。感覚的に使用できるので、専任のスタッフでなくても操作ができます。

東京校丸の内キャンパスで使用されている
シーリングマイクロホンMicroflex Advance MXA910。
名古屋校丸の内タワーからも遠隔で設定変更などの操作が可能。

——— 最後に、Shureというブランドに対するイメージをお聞かせください。

安藤 スタジオでも放送局でもShureのマイクロホンが標準的に使われていますし、間違いなくスタンダードだと思います。また、常に使い手の側に立って製品開発を行っているという印象があります。私は個人的にShureのイヤホンを愛用していますが、本体とケーブルが着脱式になっている点が気に入っています。イヤホンでも設備製品でも、本当にユーザー・サイドに立って製品が作られている印象です。このような製品ならば、仕事でも安心して利用することができます。

青木 私はマイクしか使用したことはないですが、品質面でもサポート面でも大変信頼できるメーカーだなという印象です。

 

——— 本日はお忙しい中、ありがとうございました。

導入製品
製品名 説明
Microflex Wireless AV会議室環境において歪みのない鮮やかな音声を実現する、多様性と拡張性の高いワイヤレスマイクロホンソリューション。
MXA910 ステアラブルカバレッジ技術を採用し、最大8つの独立したローブ(個別収音パターン)を設定することで、発言者の声を天井から極めて正確に収音します。
IntelliMix P300 シンプルながらも強力なDSPが、高品質、手軽、費用対効果に優れたビデオ会議アプリケーション向け音声を提供。