RFスペクトラムマネージメントをよりシンプルに

Wireless Workbench 7

WWB7

Wireless Workbenchはオーディオプロフェッショナル向けのRFマネジメントソフトウェアです。RFスペクトラムマネジメントツールを1つに集約することができ、システム全体のRF管理を一括で行うことができます。場所を問わず、あらゆるRF環境で最高のパフォーマンスを実現するには欠かせないツールです。

Wireless Workbenchを使用すれば、ネットワークに接続しているワイヤレスデバイスのセットアップと管理が可能。RFスキャンをすばやく実行し、互換性を持つ安全な周波数をわずか数回のクリックで特定、デバイスに展開するため、高効率なシステム構築が可能です。ステージの幕があけたら、すべてのShureワイヤレス機器のRF環境を徹底管理。最高のパフォーマンスへと導きます。

効率的な管理

保存されたパラメーター設定を適用することで、簡単にデバイス構成を実行することができ、セットアップ時間を大幅に短縮できます。

RF調整(コーディネーション)機能

Shureだけではなく、特定のサードパーティ製ワイヤレスマイクロホンシステムも互換性を持つ周波数を算出可能で、様々な運用パターンで信頼性の高いプラン構築が可能です。

データレコーディング

タイムライン機能は、最大120台のネットワーク接続可能な機器のチャンネル情報をキャプチャすることができ、パフォーマンス中やパフォーマンス後に発生するRFやオーディオに関連する複雑なトラブルを分析することが可能です。

  • 無料ダウンロード
  • Windows 10、11およびmacOS Big Sur、Monterey、Venturaに対応
  • WWB Scan Libraryにアクセスして、使用予定の会場の直近にアップロードされたRFスキャンデータを閲覧することができます。
  • またRFやオーディオ、バッテリーの状態についてリアルタイムのデバイスアラートを表示させる事ができます。
  • その他にも、インベントリーやコーディネーション、ネットワークステータスのレポート作成機能や、
  • Shureの無料スペクトラムデータベースも活用できます。

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バージョン 7.0.0 | アップデートをすべて見る

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互換性のある製品

SBC250

SBC250 2ベイネットワーク充電ステーション

ULXD6/ULXD8送信機の充電に対応したコンパクトなドッキング型2ベイネットワーク充電ステーション。

ULXD®4Q

クアッドチャンネルデジタルワイヤレス受信機

Shure ULXD4Qクアッドチャンネルデジタルワイヤレス受信機は頑丈なシングルラックボディに4チャンネルの優れた音質、RF信号安定性、および先進のセットアップ機能を提供します。

QLXD®4

デジタルワイヤレス受信機

QLX-D™ デジタルワイヤレスシステムで使用できるワイヤレス受信機です。

ULXD®4

デジタルワイヤレス受信機

Shure ULXD4は、ULX-D™デジタルワイヤレスシステムで使用するハーフラックのネットワーク対応ワイヤレス受信機です。

ULXD®4D

デュアルチャンネルデジタルワイヤレス受信機

Shure ULXD4Dデュアルチャンネルデジタルワイヤレス受信機は頑丈なシングルラックボディに2チャンネルの優れた音質、RF信号安定性、および先進のセットアップ機能を提供します。

QLX-D®

デジタルワイヤレスシステム

QLX-D® デジタルワイヤレスは、ピュアな24ビットデジタルオーディオによる明瞭でスムーズなパフォーマンスをお届けします。

P10T

P10T デュアルワイヤレス送信機

万が一のミスも許されないあらゆる規模のプロフェッショナル・モニタリング・アプリケーションに必要なツアリンググレードの機能に最先端テクノロジーを融合

SBRC

Shureラックマウント型充電ステーション

1Uラックスペースで最大8個のShureボディーパック型およびハンドヘルド型送信機充電池を同時に充電可能

AD610

AD610 ShowLink® ダイバーシティアクセスポイント

リンクされたすべての送信機と受信機間をShowLink™でワイヤレス接続

AD4D

2チャンネルデジタルワイヤレス受信機

すべてのADシリーズおよびADXシリーズ送信機に対応。

AD4Q

4チャンネルデジタルワイヤレス受信機

すべてのADシリーズおよびADXシリーズ送信機に対応。

ULXD®6

バウンダリー型送信機

ULX-Dデジタルワイヤレスシステムに対応したバウンダリー型送信機

ULXD®1

ワイヤレスボディパック型送信機

ULXD1は、ULX-D™ デジタルワイヤレスシステム互換のワイヤレスボディパック型送信機で、妥協のないオーディオ品質とRF パフォーマンスを提供します。

ADX5D

AXT Digital デュアルチャンネル・ポータブル・ワイヤレス受信機

優れたRF性能、高いスペクトル効率、クリアな音質  – AXT Digitalならではのクオリティーが、ポータブルなスロットインデザインで実現。 Shure最高峰ワイヤレスシステムに、 ポータブル受信機がラインナップ。

SLX-D

デジタルワイヤレスシステム

ストレスのない簡単なセットアップと選べる充電オプション、24ビットのクリアなデジタルオーディオと頼れるRF性能を持つSLX-Dは、会議からライブパフォーマンスにいたるまで、あらゆる用途であなたと聴き手をつなぎます。

SLXD4

シングル受信機

SLXD4は、スピーチからライブパフォーマンスまであらゆるシーンに対応する、シングル受信機です。

AD600

AXT Digital スペクトラムマネージャー

リアルタイムのスキャニングとモニタリング機能に高度な周波数コーディネーションを組みあわせた、次世代型デジタル・スペクトラム・マネージャー。

サポート

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ドキュメント

リリースノート

Version 7.0.0

新機能

  • WWBスキャンライブラリー(WWB Scan Library)
    • スキャンライブラリーは、世界中のユーザーが自分のRFスキャンデータをオンラインデータベースにアップロードできるようにする新しいクラウドベースのツールです。ユーザーはスキャンデータを非公開で保存できるほか、他のユーザーがスキャンデータをダウンロードしてライブイベントの準備に使用できるように、公開して共有することもできます。
  • アプリケーションUIの更新
    • 新しいダークモード・ユーザーインターフェースは、イベントやライブ会場の薄暗い環境に合わせて画面の明るさを抑えます。
  • 起動画面
    • ソフトウェアを起動したときに表示される起動画面を更新し、最近編集したショー、ショーの新規作成、ネットワーク設定の編集に素早くアクセスできるようにしました。
  • ショーパック(ShowPack)
    • ショーパックは、ショーファイルの再現に必要なファイルをすべて一括保存する新しいファイル保存オプションで、他のユーザーとの共有やコラボレーションを効率化します。

改善点

  • デバイスの検出と管理の改善
    • 「ネットワーク」設定画面で、各ネットワークインターフェースを検出されたデバイス数と併せて表示して、目的のデバイスを素早く簡単に選択できるようにしました。
    • デバイスをオンライン(緑)、オフライン(グレー)、仮想(白)としてわかりやすく表示して、デバイスステータスを区別しやすくしました。
  • HDモードのサポート強化
    • AXT DigitalおよびULX-DをHDモード使用時に、デバイス・プロファイル・ヘッダーを右クリックすると、互換性のある周波数を等間隔で、複数チャンネル生成できるようにしました。
  • ワークフローの改善
    • レポートのカスタマイズ機能を拡充して、必要な情報のみをレポートに含めることができるようにしました。
    • 複数のスキャンファイルを同時にインポートできるようにして、ワークフローを効率化しました。
    • ゾーン管理ワークフローを更新して、すべてのゾーンマッピングが誤って削除される問題を改善しました。
  • 新しいサードパーティープロファイル
    • Sony DWXプロファイルを追加しました。
  • TVデータベースデータの更新(米国およびカナダ)
  • 最長72時間までの連続スキャンへの対応(ただし、十分なディスク容量が必要)

既知の問題点

  • ファームウェアバージョン2.0.28以前で動作するULX-D受信機は、ファームウェアをバージョン2.1以降にアップデートした後に再検出すると「Settings Conflict(設定コンフリクト)」ダイアログが開くことがあります。これはデバイスの問題ではなく、バージョン2.1で新しいプロパティが追加されたことによるものです。警告を解消するには、維持したいプロパティを選択することによって設定コンフリクトを解決します。
  • ULXD6/8送信機が「Active Transmitter Online」のときに表示されるタイムライン・システム・イベントは、イベントの説明に送信機デバイスID(Transmitter Device ID)が表示されません。
  • 「マスターリスト」モードのSLXおよびULXの周波数は、コーディネーションワークスペースに手作業で入力することができません。ただし、コーディネーションと分析は可能です。
  • 周波数コーディネーションまたは周波数プロットでは、水平ズームレベルによってスキャンデータのピークが変化します。
  • 特定条件下において、「周波数リスト(Frequency List)」ダイアログが空白になり、AXT600からCFLがインポートされないことがあります。
  • タイムラインの実行中、「FD-Selection」チャンネルで「FD-Override」を変更するとマーカーが表示されなくなります。
  • 「インベントリーサマリー(Inventory Summary)」で仮想UHF-Rデバイスを選択すると、「インベントリーサマリー(Inventory Summary)」サイドバーの「項目アイテム(Item)」プロパティにすべてのタイプのプリセットが表示されます。
  • 「干渉(Interference)」がアクティブの状態で「監視(Monitor)」エリアにチャンネルストリップを追加すると、電源を入れ直したときに干渉に関するメッセージが消えるまで約15秒かかることがあります。
  • 特定の条件下において、作成した仮想FD-Cチャンネルにコーディネーションワークスペースの周波数を展開すると失敗することがあります。この問題は、特に「新規デバイスの追加(Add New Devices)」ダイアログで特に同じタイプの複数の仮想デバイスを同時に作成した場合(つまり、「アクティブデバイス(Active Devices)」数が複数の場合)に発生します。このような仮想デバイスは1つずつ作成することをお勧めします。
  • プロパティー画面でFD-Cチャンネルの2つの周波数を、両方の周波数で周波数項目とグループ/チャンネル項目を併用して編集すると、予期しない周波数がそのチャンネルに設定されることがあります。プロパティー画面で両方の周波数を編集する場合は、2つの周波数項目のみを使用するか、「インベントリーサマリー(Inventory Summary)」行の周波数、「グループ&チャンネル(Group&Channel)」項目を使用して各FD-C周波数を個別に編集することをお勧めします。
  • 特定の条件下において、ターゲット・オンライン・デバイスと伝送モードが異なる仮想デバイスを作成し、マージすると失敗することがあります。マージする前に、オンラインデバイスの伝送モードを仮想デバイスに合わせて直接設定することをお勧めします。伝送モードを変更すると、オンラインデバイスが再起動されますので注意してください。
  • AD600/AXT600のプロパティーパネルで「CFLの編集(Edit CFL)」にアクセスしたときに、バックアップの「タイプ(Type)」で「AD」を選択する、または変更後に既存のタイプを選択することができません。

注記

  • ユーザーガイド
  • WWB6.15.3とWWB7は、同じマシンにインストールできますが、同時に実行することはできません。
  • 以下の機能はWWB7ではサポートされません(これらの機能が必要な場合は、引き続きWWB6.15.3を使用してください)。
    • オンラインUHF-Rコントロールおよびモニタリング
    • 周波数変換(J50受信機からJ50Aへの変換など)
    • インベントリーのインポート/エクスポート
  • 以前のバージョンのWireless Workbenchで作成したショーファイルを開くと、ファイルを読み込んだ後に「Settings Conflict」ダイアログが開く場合があります。これは、アップデートされたファームウェアバージョンにより新たにサポートされたハードウェアパラメーターに起因するものです。ショーファイルのすべての設定を維持するには「Wireless Workbenchからの全設定を維持する」を選択します。
  • デバイスを初めて接続したときに記録される警告に、パラメーターの値自体が変更されていなくてもデバイスパラメーターとその値が検出されたかのように表示されることがあります。

対応状況

  • サポートされているOS
    • Windows
      • Windows 10、Intelのみ
      • Windows 11、Intelのみ
    • macOS
      • macOS 11(Big Sur)、Intelのみ
      • macOS 12(Monterey)、IntelおよびAppleシリコン
      • macOS 13(Ventura)、IntelおよびAppleシリコン
      • 注意:WWB 6.15.2は、macOS 10.15(Catalina)をサポートする最後のリリースです。
  • このバージョンのWireless Workbenchを他のShure製品と運用する場合、以下のバージョン以降が推奨されます。
    • AXT Digital 1.4.7
    • AD600 1.0.39
    • AXT 2.1.41
    • PSM1000 1.7.10
    • QLX-D 2.6.2
    • SLX-D 1.1.2
    • ULX-D 2.7.3
    • SBC220/240 2ベイドッキング充電ステーション1.4.7
    • SBC250/450/850ネットワーク充電ステーション2.7.3
    • SBRCラックマウント型充電ステーション1.1.6
    • Shureアップデートユーティリティ2.8.0
    • ShurePlus Channels iOS 1.6.0
    • ShurePlus Channels Android 1.6.0

FAQ(よくあるご質問)

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