Nelsonのライブでしていいこと、だめなこと

Nelsonのライブでしていいこと、だめなこと

シェアする Facebook Twitter LinkedIn

Nelsonのライブでしていいこと、だめなこと

Facebook Twitter LinkedIn

Shureのアーティスト・リレーション担当という仕事柄、僕は素晴らしい数々のコンサートのを見る機会に恵まれています。それと同時に、残念な状況というものも多く目にしてきました。そこで、今回は知らないうちにコンサートを邪魔しているかもしれない人たちのために、コンサートでのマナーについて紹介することにしました。

image001

Shureのアーティスト・リレーション担当という仕事柄、僕は素晴らしい数々のコンサートのを見る機会に恵まれています。それと同時に、残念な状況というものも多く目にしてきました。不満を言うつもりはありません。バンドにも調子が悪い日はあるだろうし、たまたまいい音を出せていないこともあるでしょう。同じバンドがものすごい盛り上がりのコンサートを行い、5回もアンコールに応える、そんな日ももちろんあるはずです。でもそんなバンドの努力の範囲外にも、コンサートの成功を左右する事象はたくさんあります。そしてその中でも、心ないファンによって素晴らしいコンサート体験を邪魔される、これほど残念なことはありません。

自分のお気に入りの曲が演奏されているのに、酔っ払った女の子が隣の友人に自分のボーイフレンドへの文句を大声でまくし立てているとか、酔っ払いすぎてオープニング・アクトが始まる前なのにもう周りの人たちにからんでいるとか、特別背の高いカップルが最前列まで押し通して、背の低い人の目の前に陣取る、なんて時は・・・そりゃあ誰しも表現の自由というものがあるとは思いますが、「わざわざ何でそんなことを、今ここで?」と言いたくもなってしまいます。こんな人たちもちゃんとお金を払ってチケットを買ってきたんでしょうけど、これじゃあ音楽を聴くためにお金を払ったのか、それとも酔っ払ったり、大声で喋ったりするためにお金を払ったのかわかりません。喋りっぱなしの女の子は、結局誰のコンサートを見たかすら覚えていないことでしょう。実際、散々うるさくした挙句、僕に振り返って「これって彼ら?ホントに?」と聞いてきた子もいましたよ。(このときはさすがに唖然としてしまいましたね…)

僕はいつか大物になって、たとえば会場に自分のfixie(自転車)で乗り付けて、会場の目の前の電柱にでもさっとロックしておいて、会場に入ったらバンドメンバーが「ようネルソン、今日の客はお前だけみたいだから、プライベート・コンサートをしてやるよ」なんて出迎えてくれる日が来ないかな、なんて夢見てるんですよ。周りに邪魔されない、僕だけで存分に楽しめる、そんなコンサート!でもまぁ、もちろんそんな嬉しいことは絶対ありえない(特にfixieっていうのはないかな)ことはわかっています。そこで、今回は知らないうちにコンサートを邪魔しているかもしれない人たちのために、コンサートでのマナーについて紹介することにしました。

 

していいこと(良いマナー)
  • 気分よく楽しむこと。お酒を飲むなら、コンサートの後に自分も周りの人たちも安全に家に帰れる程度に、リラックスできる程度で飲んで楽しもう。
  • 一緒に来ている人にコンサートの素晴らしさを伝えたいなら、相手の耳に口を近づけて静かにコメントすること。楽しみを共有すること自体は素晴らしいことだからね。
  • 許可されている場合は、写真を数枚撮ったり、お気に入りの一曲をビデオ録画したりするのもいいだろう。そのバンドを初めて見る場合は特に。
  • 一緒に歌い、踊り、跳ね回ろう。ファンなんだから!
  • そして最も大切なこと・・・バンドの演奏を聴こう!

 

だめなこと(悪いマナー)
  • コンサートにiPadは持ち込まないこと!頼みますよ・・・コンサートを録画しながら見たいのかもしれませんが、僕はごめんです。画面でコンサートを見たいなら、家でYouTubeを見ればいいんです。曲にノって手を上げるのはありですが、巨大な画面を振り上げて周りの邪魔をするのはいけません!
  • 完全に酔っ払ってコンサートの中身を何も覚えてないとか、もっとひどいのは、コンサートの最中に追い出されること。せっかく買ったチケットも無駄になってしまいます。
  • 元彼がどうしたこうしたと1時間半も喋り続ける・・・周りの迷惑を考えましょう。
  • 背が高いこと。もちろん当人のせいではないのはわかりますが、周りの背が低い人たちのことも考えて、最前列に突き進んでいくのは控えるなどしてください。僕自身、周りに僕よりも背の低い人がいたら(僕よりも背の低い人だって、本当にいるんだってば!)、ちゃんと見えているか聞いて、僕の前に立つように譲っていますよ。
  • 誰のコンサートを見に来たかも忘れて、熱心なファンに向かって「誰だっけ、これ」と尋ねること。すでに視界を邪魔しているうえに、それはさらに失礼です!

コンサートに来るお客さんに感謝したいこと、または注意したいことは他にもありますが、これらのヒントだけでも守ってくれたら僕は十分嬉しいです。ファンだから、楽しみたいからコンサートに来ているんです。お互いに気を配って、生の音をみんなで楽しみましょう!

それじゃぁ、また。

– Nelson