Shure、ShurePlus™ MOTIV™モバイル・レコーディング・アプリの新バージョンV2.0を発表

2015年10月29日
新しい編集機能、改良されたユーザーインターフェース、視認性の高いメーター表示などの新機能を搭載

業務用音響機器の分野でその圧倒的なサウンドと性能に対する高い信頼性から、世界中の音楽家や音楽愛好家に選ばれ、90年以上の実績を持つShure Inc.の日本法人シュア・ジャパン株式会社は、同社のMOTIVデジタル・コンデンサー・マイクロホンと共に使用するよう設計されたShurePlus™ MOTIV™モバイル・レコーディング・アプリの新バージョンのダウンロード提供開始を発表しました。このiOSアプリのバージョン2.0は、編集ツール、改良されたユーザーインターフェース、より正確で分かりやすい録音・再生のサウンドメーター表示など、先進的な新機能を備えています。さらにバージョン2.0では、再生ウィンドウにアクセスして録音ファイルの確認および編集を行うことが可能になっています。

Shureのシニア・プロダクト・マネージメント・スペシャリストであるThomas Banks(トーマス・バンクス)は、「当社は常にユーザーの声に耳を傾けており、今回の最新バージョンはユーザーからの意見・リクエスト・ニーズを反映した結果です。わたしたちは、最適で高品質なオーディオファイルを完成させるために、録音ファイルの編集・再生機能が最も重要であると考えています。操作画面の改良によりアプリ全体を簡単に操作できるようにしました。バージョン2.0で拡張された機能、特に録音ファイルのトリム/スプリットおよびフェード編集機能は、マイク製品とアプリを併せたMOTIV全体の価値を高めるものであり、チームとしても機能の改善方法を絶えず模索する励みになります」と述べています。

バージョン2.0では、現行のアプリの機能をさらに強化するために、使いやすい編集ツールを採用しています。新しいエディター機能では、トラックのトリム/スプリット、フェードの設定、録音ファイルのタイムラインへの編集点のマークによる早戻しおよび再生開始ポイントの作成や分割ポイントの設定が可能です。また、メニューの選択肢とプルダウンオプションを減らした「フラット」インターフェースの採用により、ユーザーはアプリ内を素早く効率的に移動できます。さらに、メーター表示の改良によって表示応答がより滑らかになり、スムーズで最適な視認性が得られます。クリップインジケーターは、クリップ時にメーターバー全体が赤く点灯するようになり、より容易に識別や対処が行えるようになっています。

アプリの再生ウィンドウは、録音ファイルの厳密な確認にもカジュアルな試聴にも適したリスニング環境として強化されています。プレイバックコントロールは、再生、一時停止、早送り、早戻しボタンを備えています。さらに、トラックを連続再生するためのループ機能や、iOSカメラロールから録音ファイルにアートワークや画像を追加するオプションも用意されています。

ShurePlus MOTIVバージョン2.0は、Apple App Storeよりダウンロードいただけます。 詳細はhttps://www.shure.co.jp/ja/products/software/shureplus-motivをご覧ください。

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ShurePlus MOTIVモバイル・レコーディング・アプリは、MOTIV製品と共に使用するように設計されました。この無料アプリは、高品質なデジタル録音のほか、メール、iTunes、AirDrop、Dropboxによるファイルの共有のためのスマートで直感的な機能を搭載しています。MOTIVマイクロホン全機種で24 bit/48 kHzのWAV録音が可能であることに加え、選択可能なDSPプリセットモードのゲイン、イコライザー、コンプレッサーをリアルタイムで調整することも可能です。しかも高度な録音に加え、編集ツールとしても便利で信頼性の高いスタンドアロンツールとして使用できます。