Shure、オーディオアセット管理ソフトウェア『SystemOn』を発表

2016年11月15日
リアルタイムのモニタリングと集計システム情報でITワークフローの向上を実現

業務用音響機器の分野でその圧倒的なサウンドと性能に対する高い信頼性から、世界中の音楽家や音楽愛好家に選ばれ、90年以上の実績を持つ Shure Inc.の日本法人シュア・ジャパン株式会社は、エンタープライズサイズに既存のワイヤレスシステムを運用するお客様向けに更なる利便性を提供するソリューションとして、『SystemOn』オーディオアセット管理ソフトウェアを発表しました。
SystemOnはShure ULX-D、Microflex WirelessシリーズおよびSCM820オートマチックミキサーの機器を対象に電池切れや機材の紛失などの問題を識別できる効率的なハードウェアステータス表示を備え、ITサポートの集中管理とリアルタイムのトラブルシューティングを実現します。 企業や高等教育機関におけるIT管理者やAV技術者にとって、SystemOnフレームワークは非常に効率的で使いやすいサポートを提供します。

現代のビジネス環境において、AV機器の安定運用は欠かせないものとなっています。しかしそれらの技術的問題が発生すればテクニカルサポートが必要となり、これにより会議参加者の時間を削ってしまう状況は今も多々発生しています。企業や大学のキャンパスなど、リソースが既に数か所に離散しているような場所ではさらに問題は困難なものとなります。電池の充電切れなどという小さな原因ですら、大きな問題に発展してしまうことも少なくありません。

SystemOnソリューションならば、Shureハードウェアデバイスのオーディオレベル、電池の残時間、RF/スペクトラムステータスの遠隔地からの識別が可能なため、AV技術者は一つのセントラルロケーションからこれらの機器をモニタリングしコントロールできます。これらのシステム操作に不慣れなエンドユーザーでも、問題が大きくなる前に異常発生箇所を検出できるため安心して管理することができます。さらに、AV技術者にとってはShureソフトウェアとハードウェアとの間のリンクがさらなる利便性を実現するため、サードパーティのコントロールシステムソフトウェアのような複雑なプログラミングの必要がなく、包括的でコスト効果の高いソリューションとなっています。

「SystemOnソリューションは、要望の高い重要な施設を管理するITプロにとって極めて強力なツールとなるでしょう。」とShure Inc. ネットワークシステム・シニア・ディレクターのChad Wiggins(チャド・ウィギンス)は述べています。「私たちが求めたのは、問題が発生する前に技術者にリアルタイムで情報を通知できるソフトウェアでした。SystemOnは、技術者たちが大規模に配備されたShureオーディオシステムをより効率的に管理できるようサポートし、使用可能時間を増やすことで、AV機器に対する彼らの投資価値を最大化させることができます。」

SystemOnソフトウェアは1年~5年の期間設定から選べる定期ライセンス購入により取得できます。ネットワークに接続するデバイス毎(MXWアクセスポイントおよび充電器、ULX-D受信機、SCM820オートミキサーなど)それぞれにライセンスが必要となります。ソフトウェアはShure国内正規販売代理店からお買い求めいただけます。

SystemOn オーディオアセット管理ソフトウェアについての詳細はこちらをご覧ください。